硯町3丁目の大型ゲームセンター建設について、当初から反対の立場を明確にし、運動を進めてきた衣川地区愛護協議会(地愛協)は5月15日(土)、建設に反対する市民集会を船上東公園(明石警察署東側)で開催しました。この集会は、広範な市民に参加が呼びかけられたこともあり、地愛協関係者、地元自治会はもちろん、貴崎、明南、朝霧、大蔵、西二見などの自治会からも多数参加し、約400名の参加で行われました。
集会では主催者から、この間の反対運動で集まった署名は2万筆を超え、すでに施主である川本木材、施工業者である大和ハウス、ゲームセンターを営業する予定のセガアミューズメントに対して、建設の中止と計画の白紙撤回を求める要望書とともに提出されていること、また周辺の自治会、団体等がそれぞれ申し入れなど粘り強い交渉を行ってきていることが報告されました。また地元の硯町自治会会長から力強い決意表明が行われ、「飽くまで建設の白紙撤回!」との決議文を採択しました。
その後参加者は、各自用意してきたプラカードや横断幕を持ち「ゲームセンター建設反対!」「衣川地区にゲームセンターはいらない!」とシュプレヒコールを声高らかに、硯町3丁目の建設現場までの約1キロメートルをデモ行進。土曜日の午後ということで国道2号線は車の通行量が多く、多くの人にアピールできました。
建設現場前で地愛協役員が抗議文を読みあげ、関係者に提出しました。施主側は、「白紙撤回の要求には応えられない。話し合いの場を持ち具体的な反対意見を聞き、それに応える」という申し入れ書を逆に提示しました。地愛協側は改めて「ゲームセンター建設反対!計画の白紙撤回要求!」の態度を示し「白紙撤回の検討を前提として」施主側の申し入れ書を受け取りました。
最後に全員で「ゲームセンター建設反対!」「硯町にゲームセンターはいらない」とシュプレヒコールをあげて解散しました。
7月末か8月はじめのオープンに向けて、工事は着々と進行中です。地域の皆さんはもちろん、多くの皆さんがゲームセンター建設に反対しています。施主・施工者は地域住民の声、28000筆の建設反対の声に耳を傾けるべきです。そのために先ず、工事は十分な話し合いが行われるまで中止するべきです。
工事が進められているこの地域は「近隣商業地域」「工業地域」でありゲームセンターを建設しても法的には問題はありません。しかし、だからと言って住民の声を無視して計画を強行してもいいのでしょうか。
ゲームセンターの経営は「風俗業」でありオープンするには公安委員会の許可が必要です。地域住民の反対の声が大きければ、「簡単には営業を許可することはできないだろう」という意見も関係者から寄せられています。
工事が始まっていても、まだまだ手遅れではありません。反対の声をさらに大きく広げていきましょう。
この間の主な動き
| 2月初旬 |
硯町3丁目のゲームセンター建設計画が明らかになる。 |
| 2月7日 |
施主である川本木材が地元住民に対して説明会を開く |
| 2月10日 |
王子校区高年クラブ連合会の会議(10日会)の席上、硯町三丁目の代表からゲームセンター建設計画についての報告が行われる。会議で事実を調査することが確認される。 |
| 2月下旬 |
地域の自治会・高年クラブなどから反対の声が上がり、衣川地区愛護協議会が反対署名を開始。 |
| 3月2日 |
王子校区高年クラブ連合会が、ゲームセンター建設反対運動を進めるため市議会傍聴を呼びかける。 |
| 3月4日 |
市と教育委員会の連名で施主及び事業主に対して、青少年健全育成の見地から申し入れ。 |
| 3月9日 |
出雲議員(新政会)が建設反対の立場で質問。 |
| 3月10日 |
辻本議員(日本共産党)が建設反対の立場で質問。市長に適切な対応を要求。市長は「具体的に何ができるか検討すると」答弁。神戸新聞明石版に反対運動が大きく掲載される。
※ 9日・10日の市議会本会議の質問について、市議会だより(4/11号)では「今後とも、地域住民の理解を得るよう指導するとともに、地域との連携を一層密にしながら、子どもたちが健やかに育つ環境づくりに努めていきたい」としている。>>
市議会だより |
| 3月19日 |
「ゲームセンター建設反対」と書かれたのぼりや横断幕が、いっせいに地域に立てられ、地域内外に広く意思が示される。 |
| 3月25日 |
衣川地愛協の代表が2万あまりの反対署名ともに、申し入れ書を川本木材・大和ハウス・セガアミューズメントに提出し、改めて建設反対の態度を示す。 |
| 3月26日 |
PTAで集めた6000筆の署名が代表者によって提出される。 |
| 3月31日 |
建設予定地に隣接する硯町3丁目の住民が、建設反対の申し入れ書を提出。文書回答を要求。 |
| 4月2日 |
王子高年クラブ連合会が川本木材に申し入れ。 |
| 4月13日 |
川本木材社長から、硯町3丁目住民に申し入れに対する回答が出される。「当初はゲームセンターに対する悪印象から躊躇したが、セガの説明を聞き理解し建設することにした」と説明。 |
| 4月20日 |
「建設反対」の住民の声を無視して、建設工事が着工されるとの知らせが入るなか、地愛協の会議が行われる。会議では、圧倒的多数の人から「ゲームセンター絶対反対」との意思が示され、運動の継続が確認される。 |
| 4月26日 |
貴崎連合自治会が川本木材に対して、建設反対の署名約2000筆と建設反対の申し入れを行う。川本社長は「申し入れの趣旨をセガに伝える」と回答。しかし自治会側は「川本社長に対する申し入れである」こと再度明確にし、申し入れ書を読み上げ文書での回答を要求。 |
| 4月27日 |
地愛協の会議がひらかれ「あくまで建設反対」で運動を進めることを確認。また、5月15日に市民集会を開催することを決定する。 |
| 4月30日 |
隣接するマンションの住民有志で作る「子どもの安全を守るネットワーク」(CSN)が、「建設中止を求める陳情書」を提出。 |
| 5月2日 |
貴崎自治会は、川本木材から出された回答に納得がいかないということで、5/6日に再度申し入れを行い話し合いを行うことを確認。 |
| 5月6日 |
午前、王子小学校PTAが川本木材に対して申し入れを行う(約50人が参加) 。
午後、貴崎自治会が再申し入れを船上中央会館で行う(近隣住民など約20名と川本木材、大和ハウス、セガアミューズメントなど関係者が参加)。
貴崎自治会が「十分な話し合いが行われるまで工事をストップせよ」と要望。川本木材、大和ハウス、セガアミューズメントサイドは「持ち帰り検討する」ことを約束。 |
| 5月15日 |
衣川地愛協主催の市民集会が400名以上の参加で行われる。当日は、衣川・貴崎地域以外からも多数の市民が参加。集会で「あくまで建設計画の白紙撤回を求める」ことを確認。
集会終了後、建設現場まで約1Kmをデモ行進。現地で川本木材、大和ハウス、セガアミューズメントの3者に抗議文を読み上げ建設反対の意思を明確に示す。川本木材、大和ハウス、セガアミューズメントサイドから、話し合いを行いたい旨の申し入れが出されるが、「建設・開業反対」の意思を示し「白紙撤回の検討をすること」を条件に申し入れを受け取る。
貴崎自治会から、最要望の解答が後れていることについての抗議が行われ、川本社長は「近日中に回答する」ことを約束する。 |