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辻本議員発言一覧>>2008年3月議会
辻本議員の反対討論  明石市土地開発基金条例を廃止する条例制定のことについて
私は、議案第3号「明石市土地開発基金条例を廃止する条例制定のこと」について、意見を述べ態度を明らかにします。
明石市土地開発基金は、1969年自治省財政局長通達に基づき、公共用地の円滑な取得を目的に設置されました。設置に際して国は、地方公共団体の行政水準の向上に対する要請にこたえるためとして、必要な財源の一部を交付税により措置しました。また、1991年の通達「土地開発基金の活用について」では、土地開発公社による土地の先行取得の有効性をあらためて評価し、基金から公社への貸付の推進、長期的観点からの財政措置について指針が示されました。このような状況の元、基金は、今日までその設置目的に基づいた運用がなされ、本市の発展に大きく貢献してきたものであります。
市は、基金廃止の理由として「所期の目的を達成したため」と説明されています。しかし、先行取得した公共用地の地価下落による含み損益や、財政が厳しい状況で、未だ多く残された事業の今後の円滑な推進を考えると、その役割はさらに重要であり廃止する理由はありません。また、基金廃止後、現金33億円を一般会計に繰り入れ、うち、30億円は公社へ貸付するとされていますが、一般会計から貸付を行うのであれば基金を廃止する必要はありません。
さらに、平成20年度は、3億円を一般財源化するということでありますが、適切な基金積み立てと公有地の円滑な取得を図ることを目的に、これまで国からの交付税措置等により基金積み増しが行われてきた経緯をみると、基金廃止による財源の一般会計への繰り入れは目的外利用の、まさに『禁じ手』であります。今後、公社に対する一般会計からの貸付額の減少による社会資本整備への影響や、不要な事業の推進に貴重な財源が利用されることが懸念されるところであり基金の廃止には賛成することはできません。
以上の理由により、議案第3号について反対することを表明して討論といたします。
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