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つばきの議員発言一覧>>2003年9月本会議
私は日本共産党を代表して、質問通告に従い5項目の質問をいたします。理事者の真摯なご答弁をお願いします。 1.国民健康保険制度について いつ起こるかわからない病気やけが、そのとき安心して医療を受けられることは国民の願いです。憲法は、国民が安心して医療を受けられることを、国民の権利として定め、国民に医療を保障することを国の責任としています。戦後、憲法に基づいて、この当然の権利を保障する制度として、医療保障制度が確立されてきました。中でも国民健康保険は、国保法第1条に「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障および国民保険の向上に寄与することを目的とする」と規定しています。 (1)この制度改正による保険料の増額、また、失業などによる加入者の増加で、保険料収入が自動的に増収になると考えるがどうなのかお尋ねします。 【奥野貢健康福祉部長の答弁】 今年度より保険料の算定に係る所得控除額が、住民税の課税ベースと整合性を図るために改正されました。今まで国保と税で違いがあった控除を見直し、被保険者が理解しやすい体系といたしまして、世代間、また世代内の負担の公平性が確保するように改められました。これによりまして、部分的に保険料のプラス、またマイナスはございますけれども、結果として増収となっておりまして、また、世帯数の増、あるいは被保険者数の増で、合計といたしましても、保険料収入は増加しております。 (2)保険料の引き下げを強く求めるものです。 【奥野貢健康福祉部長の答弁】 国民健康保険事業は、少子高齢化や長期的な経済の低迷などの社会構造の変化の中で、非常に厳しい運営を余儀なくされております。国においても医療制度改革が進行しておりますが、その推移を見守るとともに、保険料率は据え置きを基本として、継続して安定した制度運営を図ってまいりたいと、このように考えております。また、減免制度の周知につきましては、加入者に対し国保ガイドを発行して、その都度お知らせをしております。 (4)短期所の発行をゼロにするよう求めるものですが、短期所の発行について、多くは滞納が理由でしょう。担当課は1人1人と面談されその実情も把握されていることと思います。生活実態に合った分納を示し、応諾した市民には正規の保険証の発行を求めるものです。 【奥野貢健康福祉部長の答弁】 ご承知のように、国保事業は加入者が相互に保険料を出し合って成り立つ制度でございまして、応分の費用負担と保険給付の公平化は、基本的な大原則でございます。未納となった保険料を確保するために、滞納世帯には短期証を発行いたしておりますが、一律に実施するのではなく、納付相談を通じて実情を的確に把握いたしまして、減免制度や分割納付を活用して更新を図っております。 (5)医療費の軽減は国保財政のみならず、その効果は市民にも有効に還元されます。健康で長生きすることは、地域の活性化にもなります。ご承知のように、健康であるためには日常の生活習慣が大きくかかわっています。市として、具体的な予防施策はあるのでしょうか。 【奥野貢健康福祉部長の答弁】 保健事業の充実による給付の抑制は、レセプト点検などとともに今後の重要な施策と考えております。現在、実施中の人間ドックの検診助成は、今年度には50名の定員増を行いましたが、まだまだ増員の要望が寄せられているところから、今後もさらに増員を図るよう努力してまいります。また、予防対策は全市的な課題でもございます。健康推進課を中心に関係機関とも連携を密にいたしまして、予防には積極的に努めてまいりたいと、このように考えております。 2.マンション施策について 全国で400万戸、居住者1100万人を超えた分譲マンション。明石市でも約380棟、2万3000戸で、全世帯の2割にもなっています。そして、これからもマンションなど集合住宅の建設が進むことでしょう。いまやマンションは都市部の住まいに欠かせぬ存在ですが、特有の問題も抱えています。維持管理の問題や分譲・管理業者とのトラブル、1戸建てに較べて重い住民負担。こうした問題をどう解決するかマンション住民の共通の願いです。 (1)市は寄せられた相談・苦情にどのように対応されているのか、お尋ねします。 【羽田野尭士市民経済部長の答弁】 本市における平成14年度末のマンションストックは約350棟、2万2,500戸を数えるに至っております。本市といたしましても、マンション居住者への支援策の必要性を認識し、平成14年4月からマンション問題相談窓口を住宅課内に設置したところでございます。また、マンション管理組合の運営に役立てていただくため、平成14年度からマンション管理セミナーを開催しているところでもあります。本年度のセミナーでは、個別相談会も開催し、管理規約の改正、管理会社や管理費滞納問題、修繕計画等についての相談が15件あり、マンション管理士や建築士等の専門家が対応をいたしました。ちなみに、住宅課での相談件数は年間に数件という状況でございますが、毎年実施しておりますマンション管理組合のアンケートを通して、相談窓口の啓発を図ってまいりたいと考えております。 (2)マンション共有部分のバリアフリー化に対し助成を求めるものです。 【羽田野尭士市民経済部長の答弁】 マンション共用部分の段差解消、そしてエレベーターの設置等のバリアフリー化につきましては、現状では住宅金融公庫のリフォーム融資制度の活用を、マンション管理セミナーでもご案内いたしているところでございます。なお、本市における支援につきましては、他市の状況をも見ながら、平成16年度に予定しております明石市住宅マスタープランを策定する中で、課題の1つとして十分に論議を尽くしてまいりたいと考えております。 (3)明石市も「子どもの遊び場」に固定資産税・都市計画税の減免を求めるものです。 【中川基治財務部長の答弁】 このことにつきましては、明石市市税条例施行規則第13条第1項第2号の規定に該当する場合につきましては、申請に基づきまして減免を行っているところでございます。具体的に申し上げますと、マンション敷地内の子ども広場につきましては、明石市教育委員会が定める子ども広場に関する内規の要綱がございまして、これに合致する場合には、減免をいたしておるところでございます。しかし、この基準に合致しないという場合につきましては、減免対象として取り扱っていないところでございます。これを減免対象ということになりますと、いろいろな角度から検討が必要かと思います。 3.厚生館事業について昨年、これ以上の特別対策は部落差別の解消に必ずしも有効でないといった理由を明確にして、国の特別対策は基本的に終結しました。私は、この特別対策の終結が、明石市においても財政的に、そして何よりも同和問題が解消すると期待していました。しかし、担当課は、人権はどれも重要だが、同和問題については「差別意識は、なお根深く存在している」といい、兵庫県のマニアルどおりの認識が強く感じられてなりません。特別対策終結後、厚生館事業がどのようになっているのかお伺いします。 (1)最初に、事業内容、利用状況、事業費等、実施状況についてお伺いします。 【羽田野尭士市民経済部長の答弁】 厚生館につきましては、社会福祉法に基づき地域住民の福祉の向上と、人権啓発のための住民交流の拠点となりますよう国の隣保館設置運営要綱に基づきまして、補助事業として各種の事業を実施しているところでございます。 (2)相談事業についてです。 【羽田野尭士市民経済部長の答弁】 内容といたしましては、年金、介護保険など福祉、生活関係の相談、また、市営住宅への入居、就労関係の相談などでございます。平成14年度の相談件数は、7館で558件となっております。また、選任につきましては、人権生活相談員を選任する際には、地域の実情に精通し、社会的見識を備えられ、中立公正など相談員としてふさわしい方を地元自治会の推薦をいただきまして、市が委嘱をいたしております。 (3)厚生館は、わざわざ交流事業を設けておられますが、誰でもが使用できる公民館・コミュニティーセンターのように、名実ともに多目的に使用できないものかお尋ねします。 【羽田野尭士市民経済部長の答弁】 先ほど申し上げましたように、厚生館は社会福祉法に基づく公の施設として位置づけをいたしまして、市民の健全な文化生活を育成し、社会福祉の増進を図るべく、国の隣保館設置運営要綱に基づきまして、補助事業として取り組んでいるところでございます。今後は、これまでの成果を踏まえまして、各館での特色ある事業を展開するとともに、周辺地域住民とのより一層の交流を図りまして、人権問題の啓発の拠点といたしまして、取り組んでまいりたいというふうに考えております。 4.ディーゼル車の排ガス規制をめぐる問題について 自動車・法が施行され、今年10月からは車両規制が実施されます。この法律により、兵庫県下では大気汚染の著しい尼崎市から太子町まで、瀬戸内側・海岸線の11市2町が対策地域に指定され、規制の対象になります。そして、県は9月議会において、NOxとPMの排出基準を満たさない車両は神戸や阪神間で運行できないようにする条例改正案も出しています。 (1)また、市は法律の遵守と、率先して対策を講じなければならないと考えますが、 市の保有車両への対応、対策はどう進めていくのですか。 【森岡清環境部長の答弁】 当市は東西に長い市域を形成し、道路交通の要衝になっていることから、平成13年6月成立の自動車NOx・PM法において、排出規制の対策地域に指定されております。明石市を含め県下11市2町の対策地域では、軽自動車を省いた30台以上の自動車を使用する事業者については、自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質を抑制するための処置として、各事業者が自動車使用管理計画を策定することとなっております。本市でも一事業者の立場として、昨年11月に同計画を策定し、年次的にディーゼル車の更新を図ってまいります。今年度につきましては、本計画に基づきパッカー車等3台の天然ガス車を導入する予定でございます。今後も引き続き、ディーゼル車の更新の際には、天然ガス車の導入も含め、低排出ガス認定車への転換に取り組んでまいります。 (2)中小企業、個人事業者に対する支援、市民に対する支援についてお尋ねします。 【森岡清環境部長の答弁】 現在県において県内中小事業者への兵庫県地球環境保全資金融資制度及び県内自動車NOx・PM法対策地域の民間事業者へのディーゼル車微粒子除去装置導入助成事業を実施しております。当市におきましては、県の支援制度の積極的なPRに努めていくとともに、ディーゼル車を更新する際、低公害車を普及促進するため、その需要、有効性、費用負担などにつきまして、研究してまいりたいと考えております。 (3)これからの明石の環境対策をお聞かせ下さい。 【森岡清環境部長の答弁】 当市を含めました兵庫県下の対策地域においては、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質について、大気環境基準を平成22年度までにおおむね達成することを目的として、兵庫県自動車排出窒素酸化物及び自動車排出粒子状物質総量削減計画が、本年の8月に策定されておりますので、当市も同削減計画に基づき、事業者への低公害車の普及促進、車種規制に伴う排出基準適合車への早期代替の指導、啓発等を含めた総量削減対策を行ってまいります。 5.学校園の施設整備について 子どもたちが良好な環境で教育をうけることは、権利としてもっています。しかし、それを主張する機会もすべももっていません。大人の責任として、現状を正確に把握し、早急に対応が求められていることを、まず、強く主張しておきます。 (1)各学校園から毎年修理要望が出されていますが、この要望への対応はどのようになっていますか。 【杉田繁実教育部長の答弁】 まず、各学校園からの施設整備の要望の内容につきましては、日常の修理、修繕のほか、工事で対応すべきものや大規模改造工事など、長期的に検討すべきものなど、さまざまで多岐にわたっております。これらの要望をもとにいたしまして、事務局職員が全学校園を訪問いたしまして、学校園で対応可能なものにつきましては、早急に対応いたしますとともに、緊急性のあるものにつきましては、修繕や改修工事を実施いたしております。残った要望のうち、対応可能なものにつきましては、本年度中に整備を予定いたしております。しかしながら、多額の経費を要するものにつきましては、次年度以降の予算化を検討してまいりたいと、このように考えております。 >>発言一覧へ戻る |
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